プロによる製品レビュー 製品評価

プロカメラマンによるDELKIN社製品レビュー

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by カメラマン 岡田 道尚 氏

2024年11月6日

一部抜粋

CFexpress 2.0 とCFexpress 4.0で撮影時の書き込み速度やバッファ処理に違いが感じられるか、「2024 全日本ロードレース選手権シリーズ 第6戦 SUPER BIKE RACE in KYUSHU」と「2024 AUTOBACS SUPER GT ROUND7 AUTOPOLIS GT 3Hours RACE」の2レースを撮影し、検証してみました。


Delkin CFexpress Type Bカード CFexpress 2.0 とCFexpress 4.0比較

by カメラマン 佐藤 信敏 氏


2024年9月9日




一部抜粋

Youtubeの検証ビデオは、ほとんどカメラでの限界性能については行っていません。PCの転送速度は使うリーダーとPCのデータ転送速度に依頼しますのでスペックを見ればある程度は想像できます。
一番知りたいのは撮影での限界状態ではどうなるのか?です。
実際の撮影現場は過酷なことが多いです。ひょっとしたら熱でメディアが壊れるかもしれないけど、撮らなきゃ仕事になりません。
忖度などしてられません。

昨年は東京で過去最高気温記録の日、ビルの屋上で丸一日太陽にあぶられながら撮影をしていました。使うカードの順番は信頼性からDelkinDeviceBlack325GB、ProGrade Cobalt325GB、SUNEAST ULTIMATE PRO 320GB、Angelbird AV PRO MK2 1TB、最後に予備である一番性能の低いDelkinDevice power512GBと決めてあります。
炎天下でも動画の長回しさえしなければ落ちることはありません。
(この考えは改める必要があることが判明しました!)


CFexpress Type Bカード

私が撮影に使用する機材を選ぶ基準は、基本的な性能の高さに加えて安定したパフォーマンスと長時間・長期間での使用でもエラーや故障が少ない点を重視している。これはもちろん撮影画像を記録するメモリーカードにも当てはまる基準だ。特にここ数年はデジタルカメラの高画素化および高速連写などの進化が著しいことから、これまで以上にハードな負荷がメモリーカードにかかっていることからも耐久性の高さがより求められている。

 

今回新たにCFexpress Type Bメモリーカードを導入するにあたり、「DELKIN DEVICES BLACK CFexpress Type B G4」を選択した理由も耐久性の高さを期待してのものであった。実は私のDELKIN DEVICESメモリーカードの使用歴は長く、2007年から「Delkin CF Pro UDMA 305X 16GB」カードを使用し撮影を行ってきた経緯がある。当時はデジタル一眼レフカメラでもまだ1000〜1600万画素クラスの製品が主流であったことから、使用するCFカードも4〜8GB程度のものが一般的であった。そこに新たに登場したのが約2110万画素のキヤノンEOS-1Ds MarkIIIであったのだが、高画素化により記録するデータ量も増えてしまったことから、より大容量なメモリーカードを導入する必要が出てきてしまったのだ。そこで当時いち早く16GBサイズに対応したDelkin CF Pro UDMA 305X 16GBカードを導入することにしたのだ。そのおかげで2000万画素クラスの撮影データであってもカードの容量を心配することなく撮影に集中することができた。さらにその後も、このカードは10年近くエラーや故障もなく使い続けることが出来たことから、耐久性の高さの面でも十分に満足できる製品であったのだ。

 

実はDELKIN DEVICESでは産業用・工業用メモリーカードも生産しており、これまで多くの企業や研究機関で採用されているという。産業用メモリーカードは、一般的なメモリーカードよりシビアな使用環境や頻繁なデータ書き換えなどでも不具合が出ないことを前提に、極めて高い品質と耐久性が求められる製品だ。これに対応できる技術を有しているメーカーならではのノウハウは、一般的な使用を想定した製品においても活かされているのであろうと考えると、DELKIN DEVICESの製品の耐久性の高さに納得できるのである。

 

BLACK CFexpress Type B G4の特徴として、最大書き込み速度とは別に、最低持続書き込み速度が明示されている点が挙げられる。最大書き込み速度はそのメモリーが瞬間的に発揮できる最大の速度であり瞬発的なパフォーマンス値を示しているものであるが、それに対し、最低持続書き込み速度はメモリーが安定的に動作可能な平均速度の値となる。多くのメモリカードにおいては、最大書き込み速度のみを表記することで性能を主張することが一般的だが、実際の運用においては最大値よりも安定して動作することが保証されている最低持続書き込み速度の方が重要となる。たとえ瞬発的に高い値を出すことができるメモリーカードであっても、長時間の撮影において速度にムラが出るような性能では安心して撮影を進めることができないからだ。

 

今回導入したBLACK CFexpress Type B G4 650GBでは、最大書込み速度1,700MB/s・最低持続書込み速度1,560MB/sという値が提示されている。これはCFexpress Type Bに対応したカメラとの組み合わせで使用した場合の数値となる。ただカメラ内での実速度を測定する一般的な方法はないため、ここではMacBook Pro に接続したメモリーカードリーダーを介してデータ転送速度を計測するアプリで実速度を計測した。なおこれら測定値は測定した環境によって変化するので、あくまでも私の環境下での参考値と理解していただきたい。

 

測定に使用したアプリはフリーソフトの「AmorphousDiskMark 4.0.1」、16GiBのデータを5回書き込み/読み込みを行った測定値の平均値。シーケンシャルアクセスで書き込み878.48MB/s、読み込み922.61 MB/sという数値を示した。

 

こちらはBlackMagic社が提供する測定アプリ「BlackMagic Disk Speed Test3.4.2」にて測定したもの。書き込み759.2MB/s、読み込み780.9 MB/sという数値となった。なおこのアプリでは動画データの種類ごとに書き込み/読み込みへの対応可否の判別が表示される。今回の結果では4KではProRes422HQ以外が、8KではDCI24までは対応できるとの判定となった。

 

BLACK CFexpress Type B G4 650GBを富士フイルムX-H2に挿入して実際の撮影に投入した。X-H2はAPS-Cセンサーでありながら約4020万画素となる高解像度機であり、RAW画像1枚でも15MB前後となる。被写体は私が長年撮影を続けているビッグバンドジャズオーケストラのライブ撮影。ステージ上に広がった20人近くのプレイヤーが、曲に合わせパートごとに入れ替わり立ち替わり演奏する姿を、カメラマンはひとりも撮り漏らすことなく撮影を行わなければならない。これを3ステージかけて行うためライブは三時間近くにもおよぶ。その間に撮影した総ショット数はカメラ二台で3000枚を軽く超える。とてもハードな撮影だ。そのうちX-H2で撮影したのはおよそ1800ショット。記録メディア別に自動振り分け対応の2スロットが備えられているので、CFexpress TypeBにはRAWファイル(165GB)を、SDXCカードにはJPEGファイルを同時記録してある。

 

動きの大きいライブでの撮影はプレイヤーの挙動に合わせて単写・連写を間断なく繰り返しシャッターを切り撮影を行う必要がある。さらに1ファイルのデータ量が大きい高解像度画像を大量に記録することから、カメラの性能のみならず撮影データを記録するメモリーカードの高速記録性能も重要となる。そのため書き込み速度の遅いメモリーカードを使用してしまうと、途中でデータの書き込み待ちが発生してしまい撮影を中断せざるをえない状況となってしまうのだが、BLACK CFexpress Type B G4 650GBを使用しての撮影では、連写を繰り返しても書き込み待ちとなることもなく軽快に撮影を進めることができた。

 

メモリーカードのパフォーマンスは撮影時のみならず、撮影後に行うパソコンへのデータ転送作業においても大きな影響を及ぼす。メモリーカードのデータ読み込み速度の速さは迅速なワークフローには欠かせない要素だ。BLACK CFexpress Type B G4 650GBでは読み込み速度の実測が922.61 MB/sと速くとてもありがたい。ただしメモリーカードの性能を十分に発揮するためには、高速転送に対応したカードリーダーの使用が必須だ。この「DELKIN DEVICES USB 3.2 CFexpress Type B Card / SD UHS-II メモリーカードリーダー」は高速規格である10Gb/s USB 3.2 Gen 2 Type-Cインターフェイスを採用した製品である。さらにSDXC UHS-II メモリーカードも使用可能なので、これらの規格のメモリーカードを混成して運用する際にはとても便利かつ実用的だ。なおパソコンと接続するUSBケーブルは極力付属のケーブルを使用するようにしたい。ケーブルの品質によって転送速度が大きく変わるため、付属以外のケーブルを使用すると大きく転送速度が低下してしまうことがあるからだ。

 

このようにBLACK CFexpress Type B G4 650GBを速度測定アプリによる客観的な計測と、実際の撮影現場に投入しての主観的な実感の両面から率直な感想を述べさせていただいた訳だが、高解像度画像の大きなデータ保存とストレスの無い高速な記録速度のどちらにも十分に満足できる結果となった。さらに何よりも重要なデータストレージとしての耐久性および信頼性も、産業用・工業用メモリーカードの生産で培ったDELKIN DEVICESの技術力あってのものだといえる。比較的まだ登場して間もない新しい規格の製品であることから、CFexpressカードはまだまだ高価なものである。それだけに写真家にとって優れたパフォーマンスと信頼性が両立された製品をきちんと見極めて選択することの意味は極めて高いと考える。

 

 

礒村浩一

写真家。広告写真撮影を中心に製品・ファッションフォト等幅広く撮影。著名人/女性ポートレート撮影も多数行う。デジタルカメラ黎明期よりカメラ・レンズレビューや撮影テクニックに関する記事をカメラ専門誌に寄稿/カメラ・レンズメーカーへ作品を提供。国境離島をはじめ日本各地を取材し写真&ルポを発表。全国にて撮影セミナーも開催。カメラグランプリ2016,2017外部選考委員・EIZO公認ColorEdge Ambassador・(公社)日本写真家協会正会員

 

by フォトグラファー 岡田 道尚 氏

2023年6月20日


一部抜粋

EOS R3で使用するために購入。容量はレース観戦での連写を想定し、325GBをチョイス。
5月にオートポリス(大分県)で開催された『2023年全日本スーパーフォーミュラ選手権 第4戦 九州大会 in オートポリス』の予選、決勝レース2日間をEOS R3で撮影。止める、流す、両方において安心して連写でき、撮影中カメラバッファがいっぱいになることもありませんでした。
※EOS R3 + RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM の組み合わせで撮影。(一部EXTENDER RF1.4x を使用。)


DELKIN CFexpressカード 325GB TypeB でレース撮影


by MITSUKI PHOTO 代表 坂口 貢 氏

2022年12月20日


2022年MFJ全日本ロードレース選手権第6戦 SUPERBIKE RACE in KYUSHU


2022九州ロードレース選手権シリーズ第6戦オートポリス

※ 写真は撮影者及び「GOSHI Racing」合志技研工業様より許諾を頂き掲載しています。

by カメラマン 佐藤 信敏 氏

2022年10月14日


要約

この間CFexpressカードのレビュー記事を載せました。
目的別に色々なカードを使うわけですがZ9の連射時には、やっぱり最速のカードを使いたくなります。
ニコンのZ9は写真の連射でも飛んでいるツバメを追えるんです。ですからフルサイズのロスレス圧縮RAWの秒20コマの連射が生きてくるんですね。飛び回るツバメを追いかけるわけですから、背景も空になったりビルになったり、明るい暗いがコロコロ変わってしまいます。ですから露出はマニュアルで固定にします。多少の明るさの調整は現像時にするのでロスレスRAWが必須になります。ツバメを追いかけながらジャスト構図の手前からRAW連射をするのですが、5~10秒はシャッターを押し続けます。そうするとあっという間に100~200枚のRAWデータが撮影できてしまうので、その膨大なデータを途切れることなく書き込むことが出来る速いメディアが必要になります。

by フォトグラファー 諏訪 光二 氏

2022年9月22日


要約

SONYユーザーとして感じている最大の問題点は熱によるCFexpress Type Aの書き込み速度低下です。
Delkin BLACK/POWER、SONY TOUGH、PROGRADE COBALT 4種類 比較テスト結果
1. 書込み最高速度の比較
  No.1/No.2 SONY, Prograde 約690MB/sの書き込み。
  No.3/No.4 デルキン BLACK/POWER 約640GB/s
BlackMagic Designソフトウェアによる最高速度の測定値です。

2. 持続的な書き込み速度の比較(負荷をかけてのテスト)
  No.1/No.2 デルキン BLACK/POWER
  No.3/No.4 SONY. プログレード
デルキン BLACK/POWER 両機種とも、SONY, Progradeのほぼ2倍の性能を示しています。

<測定条件>
  テストソフトを使用。アモルファスディスクマーク
  16GBのファイルを5回書き込み、読み込みを行い、平均速度を出す
  数回行い、一番良いものを選択
  各社サンプルにかかる負荷を均等にするため、テストの順番を変更

Delkin BLACK/POWERが圧倒的に高いパフォーマンスを見せている。

Delkin BLACK/POWER、SONY TOUGH、PROGRADE COBALT 4種類 比較テスト結果

by フォトグラファー 諏訪 光二 氏

2022年9月21日


要約

CFexpress Type Bカードで重要なのは書込み速度。 普通は最高書込み速度xxxxMB/s のような表示が多いが、Delkin BLACKは最低持続書込み速度 xxxxxMB/sとこれ以上は落ちないという最低速度を表示している。この数値が実際に使用する上でもっとも大事である。
スペックには表れないものの、実際に測定してみるとコバルトシリーズと比較してもDelkin BLACKの方が僅かだが速いことが分かる
動画撮影ではR5Cでは8K 60P RAWで容量一杯、約610GBをノンストップで撮影が出来た。 R5では8K 30P RAWで同様にカード一杯、凡そ34分間遅延なく書込みが出来た。書込み速度としては12Kも可能というデータが出ている。
詳しくは写真家 諏訪光二氏 youtube channel 「SUWA CHANNEL」にて。

by カメラマン 佐藤 信敏 氏

2022年9月23日


一部抜粋

最低維持書き込み速度が実際の撮影では一番重要なファクターです。動画ではとても大きなデータを連続して書き込むのでカードが息切れしていたら録画が止まってしまいます。最低維持書き込み速度が書いていないカードは書き込み速度がいくら速くても大きな映像データは連続して書き込むことが出来ません。
自分のカメラや撮影方法に見合った性能で1GBあたりの単価が安い方がコストパーフォーマンスが良いといえます。ANGELBIRD AV PRO MK2が群を抜いて単価を抑えています。SUNEAST ULTIMATEPROはPROGRADE COBALTと同じ速度ですがメモリー単価が安く費用を抑えたいときには良いかもしれません。速度重視ならDELKIN BLACKが一番でしょう。8K120Pはもちろん12K120Pまでもカバーできるかもしれません。

CFexpress Type Bカード 各社速度比較

by 写真家 田村 拓也 氏

2022年9月6日


一部抜粋

DELKINって名前を初めて聞く方もいらっしゃるかと思いますが実はより品質を厳しく求められる工業用として長年実績のある非常に優れたメーカーなんですね。私はサーフィンの撮影など非常に大量な撮影データを扱いますが一度もトラブルも無く信頼のメモリーカードです。書き込み速度も速く快適で現在一番のお気に入りアイテムです!スピードもおそらく現時点で最速だと思います。
写真はCFexpressカードですがSDカード(UHS-II)もあります。 通常タイプのPOWERグリーンと爆速BLACKの2種類がありますので用途に合わせてお選びください。通常はPOWERシリーズで十分ですが価格差があまりないのでご予算があれば新製品のBLACKをお勧めします。メモリーカードは非常に大切な撮影用品ですので一度お持ちのカードを見直しましょうね。旅先の撮影データが記録されてなかったりフリーズし消えてしまった後では泣くに泣けません。またせっかく高性能のカメラを使用していても安物や古いカードがボトルネックとなり機能が発揮できてないケースが良くあります。


私の使用中のDELKIN CFexpressカード


by フォトグラファー 磯村 浩一 氏

2022年9月22日


一部抜粋

開封後さっそくCrystal Diskmarkでスピード計測をしてみたところ、Read304.55/Write271.90と表記されているスピード値はちゃんとクリア。同じくUHS-II対応のPrograde Degitalのコバルト(Read312.45/Write255.22)をわずかに上まる数値。容量256GBのカードで比較すると価格はProgradeより7000円ほど高いけど、耐久性&タフ筐体である事を考えるとその分のメリットはあるかな。

お客様より写真のように自動車の屋根に取り付けるには何が必要なのかご質問をいただきました。 写真のマウントは以下の構成です。 FatGecko Kaboom ブームマウント [DDFG-BOOM]  1台 Fat Gecko 吸盤式カメラマウント[DDFG-SCTN]  1台 FatGecko Mini 吸盤式カメラマウント [DDFG-MINI]  1台 Kaboom ブームマウントには普通のビデオカメラの他、GoProも同梱のGoPro用アダプタを使えば取り付けOKです。 こんなアングルの映像になります。

EOS7D用液晶シェード 新発売!

たいへんお待たせいたしました。
いよいよ7D用液晶シェード、本日5月20日より発売です。 お客様よりのお問い合わせで多かったものの一つがこの液晶シェードです。
EOS7Dに実装した写真をお客様にお見せしたかったので「キヤノンデジタルハウス銀座」様へお邪魔して撮影してきました。 いつもご協力頂いてありがとうございます。

by フォトグラファー 磯村 浩一 氏

2010年5月


一部抜粋

だがいままではカメラを固定することさえ諦めていた場所で安定したカメラマウントを使用できるメリットはとても大きいといえる。「FATTGECKO Mini」本体は折り畳めば500mlペットボトル程度のサイズとなるので、スーツケースの片隅に入れておくと安心だ。工夫しだいでは小型三脚と同等の使用法も考えられるので、どうしても三脚を持っていくのは、、、という人にもお勧めできる製品といえるだろう。

Delkin DDFG-mini in 上海



by フォトグラファー 磯村 浩一 氏

2008年1月


一部抜粋

この今までにない程の大容量メモリーが持つ余裕は非常にありがたい。 最新機種のデジカメのファイルサイズは、その高解像度化により軒並み大きくなっており、約2110万画素の「EOS-1Ds Mark3」に至ってはRAWファイルで一枚約25MB、JPEGラージでも一枚約6.4MBとなる。 私の場合、記録する画像はRAW+JPEGラージとしている。 基本的に撮影後にRAWファイルを現像したうえで画像を仕上げるからだ。JPEGは画像セレクト時のチェックやバックアップ用に使用する。 そのため「EOS-1Ds Mark3」では一コマの撮影でも約31MBほどとなってしまうのだ。


Delkin CF UDMA 305x 16GB

Fat Gecko miniをお使いいただいているglidejunky様よりフライトビデオが届きました。はるか昔に一度だけグライダーに同乗する機会がありましたがその時の記憶が昨日のことのように蘇ってきました。

by フォトグラファー 佐治昌典 氏

2009年8月


一部抜粋

撮影終了後、カメラと「FAT GECKO」の様子を確認したところ、装着時と比べてもまったく変化が見られない。 吸盤部も手で触って確認したが緩みもまったくなくカメラもしっかりと固定されていた。 実はこの「FAT GECKO」の吸盤部は吸着する面の曲がり具合に合わせて角度を変化させることが出来る造りとなっている。 したがって吸盤は面に対して垂直に貼付けることができるようになっているのだ。 これが驚異的な吸着力の要因となっているのだろう。また大きな吸盤が2個用意されているのも心強い。 万が一、片方の吸盤が緩んだとしても強力な吸着力のもう一つの吸盤が一時的にもカメラの落下を防いでくれるだろう。


Delkin DDFG-TRIPLE in Australia


SDHC-CFADをKissDigi Nで試す
お客様向けの受注分を出荷終えたのでやっと店長のところにもSDHC-CFADがやってきました。 早速、家族写真専用カメラのKissDigi Nで使ってみました。 このカメラでは普段からRAWは使いませんが、今回もJPEG L ファインでスポーツモードで連写に挑戦です。
テストに使ったメディアと連写できた枚数は以下の通りです。

パナソニック SDHC class2  4GB   19枚
バッファロー SDHC  class2 4GB   17枚
バッファロー SDHC  class2 8GB   19枚
ATP SDHC      class6 4GB   21枚

意外でしたがカメラ側のバッファのおかげでコンパクトフラッシュと変わらないくらい撮れてます。
注)連写枚数は連写の速度が落ちないところまでをカウントしたものです。