社内試験装置、機能の拡充 DVT & ORT
デルキンは、設計検証テスト(DVT)と継続的な信頼性テスト(ORT)の実行環境の整備に積極的に投資を増行っています。
最近導入した、高加速寿命試験を実行するためのHALT装置(高加速限界試験 Highly Accelerated limit Test)に加えて、既存のプロトコルアナライザおよび設計エンジニアリングソフトウェアと組み合わせて使用して、独自のカスタム設計をテストおよびトラブルシューティングする予定で、お客様のホストアプリケーションを将来的にサポートします。
ちなみにHALTとは欧米を中心に航空機、自動車、電気製品の試験に採用されている試験方法で、製品に強いストレスをかけ続けて壊れるまで試験するするのが特徴です。そのため、DVTより過酷な条件で試験が行なわれ、3 - 5日程度の短期間に製品の物理的、電気的な弱点を明らかにすることが出来ます。
この機能を社内に置くことで、潜在的な問題のトラブルシューティングの対応、現場での安定した製品の保証、迅速な設計に役立ちます。
HALTテストでは、デルキンの仕様または顧客の使用シナリオによって定義された正確なパラメータを使用して、極端な振動が加えられながら環境温度が上昇または下降します。 通常、HALTテストは、熱工程試験、急速熱サイクル、振動ステップ試験、および複合環境試験を含む4つのステップで構成されています。 2台のコンピューターがHALTテストを実行します。 1つはテストパラメーターと装置を管理し、もう1つはホストアプリケーションソフトウェアを実行して実際のアプリケーションをシミュレートします。 デルキンのカスタマーアプリケーションエンジニアリングチームは、これらの結果を分析し、さまざまな社内機器で既に実施されたテストと組み合わせて、設計を完成させ、フィードバックを提供することができます。
設計検証検証テストは、新しい設計と、部品表の変更を開始する製品のCPUまたはフラッシュダイ部品番号の変更など、わずかな変更が発生したときに最初に実行されます。継続的な信頼性テストは、一貫性、信頼性、完全な精度を確保するため、デルキンの製造ラインから撤去された部品に対して継続的に実施されます。 Delkinの顧客アプリケーションエンジニアチームと組み合わされた社内のテストプラクティスのこれらの進歩は、Delkinの堅牢な産業グレードのフラッシュメモリストレージ製品の一貫した高品質設計と製造を保証します。